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出口のない海/試写会 [映画・DVD・TV]

出口のない海   http://www.deguchi-movie.jp/
監督: 佐々部清   製作: 久松猛朗   プロデューサー: 野地千秋  佐生哲雄
製作総指揮: 迫本淳一
原作: 横山秀夫 『出口のない海』(講談社刊)
脚本: 山田洋次   冨川元文
撮影: 柳島克己  美術: 福澤勝広  編集: 川瀬功  音楽: 加羽沢美濃
主題歌: 竹内まりや 『返信』
出演: 市川海老蔵  伊勢谷友介  上野樹里  塩谷瞬 柏原収史
     香川照之  古手川祐子  三浦友和
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試写会 9/1(金) 有楽町朝日ホール 
某新聞社系の試写会、お客さんの年齢層がものすごく高い。戦争経験者と思われる方が
大勢いらしていました。
お土産に、タオルハンカチ付前売り券についてくる「タオルハンカチ」をいただきました。
このハンカチで涙を拭いて、ということですね。↓

<ネタバレあります>
人気作家・横山秀夫の同名原作を、佐々部清監督が映画化した感動の人間ドラマ。
海軍の秘策人間魚雷“回天”の乗員に志願した若者たちに焦点を当て、様々な葛藤の末に
重い決断へと至る心の軌跡を丁寧に描く。主演は、市川海老蔵、初映画。海老蔵さんは映画の
ために痩せたと聞いていたのですが、共演の伊勢谷さんが激痩せなのであまりわからなくて
もともと丸顔なのであまり痩せて見えないのは仕方ないですね。劇中では海老蔵さんのナマ歌も
聞けますし、海老蔵さんファンならキャーなシーンがけっこうあるかもしれません。
海軍モノなのに、私の好きな夏の将校さんの白い制服軍団もなく、そこらへんちょっと残念かも。
六大学野球の試合風景は明治(並木浩二)VS早稲田でした。
1945年4月、敵艦の攻撃を避け海中深く息を潜める1隻の潜水艦に極秘任務を帯びた4人の若者
が乗り込んでいた。日本は海軍最後の秘密兵器“回天”で戦況挽回へと賭けていた。それは魚雷を
設計変更した定員1名、脱出装置なしの小型潜水艦。魚雷に乗員が乗り込み自ら操縦することで、
敵艦への攻撃を確実にしようというものすごい発想による自爆攻撃を仕掛けるというもの。
4人の若者のうちの一人、並木浩二(海老蔵さん)は、甲子園の優勝投手。周囲の期待を背に大学
へ進学したものの、肩を壊してしまう。それでも並木は野球への情熱を失うことはなかった。
灼熱の艦内で出撃命令を待つ並木の脳裏に、野球に打ち込んだ日々、大学生活、大切な人たちと
の別れの日の思い出が静かに甦る。・・・・並木の回想で映画は進んでいきます。
こういう話なので、そしてラストはド派手に敵艦に!と思うでしょう?そんな簡単にはいきません。
違うんです。この出撃では「回天」の故障により、4人のうち3人は出撃できず、覚悟を決めて乗り込
んだ「回天」が動かない、振り上げた手をどう下ろす?みたいな状態ですがひとまず帰還します。
大和とすれ違うシーンがあるので終戦はもう数日後に近づいていることがわかります。
そして、最後の訓練。それは終戦の前日。えー”。”
ラストは現代、整備の伊藤(塩谷瞬さん)がおじいさんになって思い出の海に白球を投げます。

1945年、夏――それでも青春だった。

あなたに知ってほしい。
二度と帰れないと知りながら
最後の秘密兵器「回天」に乗った若者たちのことを。

<ストーリー>
1945年、敵艦の攻撃を受け、逃げるチャンスを待つために海中にじっと息を潜める1隻の潜水艦。
艦内で待機する4人の若者たち。彼らは人間魚雷“回天”の乗務員。戦局打開の秘策として敵艦
に激突するという極秘任務である。艦長の出撃命令を待っている。ひとりの乗務員、甲子園の
優勝投手だった並木浩二(市川海老蔵)は野球に熱中していたころや、戦争に行くと決めた日々
を思い出す。

キャスト
市川海老蔵>>>>並木浩二
伊勢谷友介>>>>北勝也
上野樹里>>>>>鳴海美奈子
塩谷瞬>>>>>>伊藤伸夫
柏原収史>>>>>佐久間安吉
伊崎充則 >>>>>沖田寛之
黒田勇樹>>>>>小畑聡
平山広行>>>>>剛原力
尾高杏奈>>>>>並木幸代
永島敏行>>>>>馬場大尉
田中実>>>>>>戸田航海長
高橋和也>>>>>剣崎大尉
平泉成
嶋尾康史>>>>>喫茶店「ボレロ」のマスター柴田
香川照之>>>>>鹿島・イ号潜水艦艦長
古手川祐子>>>>並木光江
三浦友和>>>>>並木俊信

出口のない海

出口のない海

  • 作者: 横山 秀夫
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/07/12
  • メディア: 文庫


出口のない海 ガイドDVD 映画完成への熱き道のり

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  • 発売日: 2006/09/06
  • メディア: DVD


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コメント 4

エム

海軍モノ、気になりますね。。。
最近特に、、、、仕事柄?
by エム (2006-09-02 12:24) 

かしまし娘

Ren様、まいど!
タオル!イイですね~!地下鉄のパスネットにもなり、歌舞伎座でも試写会を開き、松竹!宣伝してるな~。とビックリです。
私的には”香川照之”に泣きました~。
でも、ストーリー的にはイマイチでした。ラストはどうして現在に~?。と思ってたら原作がそうなんですってね。
一緒に見た友人は「海老蔵ファンなら見てもいいんじゃない?」と素っ気無かった(笑)
by かしまし娘 (2006-09-07 13:48) 

Ren

エムさん、コメントありがとうございます☆
>仕事柄? ということは、そういうった関係者なのでしょうか?
by Ren (2006-09-09 11:54) 

Ren

かしまし娘 さん、TB&コメントありがとうございます☆
松竹さんすごく宣伝してますよね。歌舞伎座で試写会やっちゃったり・・・
横山秀夫さんの原作なので泣かされるのを想像していたので
ストーリーはどうなのかな、ちょっと微妙でした。。。ラストはえ?でした。
>香川照之さん 私もすごくよかったと思います。金毘羅様。
by Ren (2006-09-09 11:57) 

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