芥川賞・終の住処/文藝春秋9月号 [本]
第141回芥川龍之介賞 日本文学振興会(7/15発表)
磯崎憲一郎氏 《終の住処》
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文藝春秋9月号を買う・・・夏休みにちょうどいい重さ。買う度にいつも同じ感情が浮かぶ「読むトコいっぱいあってお買い得」。
9月号は芥川賞受賞作の「終の住処」が全文掲載されている。選考委員面々の短いコメントを読むのが好き。
受賞作は短編なのに、やや読みにくい。上手いんだと思うけど文体が合わないのかな。主人公の男性の結婚後の人生がぎゅぎゅぎゅっと駆け足で詰め込まれているのにその重みを感じさせない。結婚して奥さんと不仲で子どもができて家も買って海外赴任してその間には何度も何度も浮気していて・・・・という話。
<第141回芥川龍之介賞 候補作品>
磯崎憲一郎『終の住処』 新潮6月号
戌井昭人『まずいスープ』 新潮3月号
シリン・ネザマフィ『白い紙』 文学界6月号
藤野可織『いけにえ』 すばる3月号
松波太郎『よもぎ学園高等学校蹴球部』 文学界5月号
本谷有希子『あの子の考えることは変』 群像6月号
磯崎憲一郎氏 《終の住処》
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文藝春秋9月号を買う・・・夏休みにちょうどいい重さ。買う度にいつも同じ感情が浮かぶ「読むトコいっぱいあってお買い得」。
9月号は芥川賞受賞作の「終の住処」が全文掲載されている。選考委員面々の短いコメントを読むのが好き。
受賞作は短編なのに、やや読みにくい。上手いんだと思うけど文体が合わないのかな。主人公の男性の結婚後の人生がぎゅぎゅぎゅっと駆け足で詰め込まれているのにその重みを感じさせない。結婚して奥さんと不仲で子どもができて家も買って海外赴任してその間には何度も何度も浮気していて・・・・という話。
<第141回芥川龍之介賞 候補作品>
磯崎憲一郎『終の住処』 新潮6月号
戌井昭人『まずいスープ』 新潮3月号
シリン・ネザマフィ『白い紙』 文学界6月号
藤野可織『いけにえ』 すばる3月号
松波太郎『よもぎ学園高等学校蹴球部』 文学界5月号
本谷有希子『あの子の考えることは変』 群像6月号
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