梶井照陰写真集「NAMI」 [本]
梶井照陰写真集「NAMI」
出版社: フォイル
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作家の梶井照陰さんは佐渡で僧侶をされる傍ら写真家としても活動されているのだそうです。。。。すごく迫力のある「波」です。9月の終わりから東京で写真展があったのに気がつかなかったのがとても残念。またこちらでそういう企画があるのいいのですが。次回は絶対行きた~い。
歴代の《五島記念文化賞・美術新人賞》受賞者たち作品展。受賞者41名による現代アートの潮流が体感できる記念展に、梶井照陰さんも出展されているようです。。。。
↓ これを見逃してしまってすごく残念!!!
梶井照陰 写真展「KAWA」
http://www.foiltokyo.com/gallery/galleryindex.html
【終了】2010年9月17日(金)~10月16日(土)
出版社: フォイル
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作家の梶井照陰さんは佐渡で僧侶をされる傍ら写真家としても活動されているのだそうです。。。。すごく迫力のある「波」です。9月の終わりから東京で写真展があったのに気がつかなかったのがとても残念。またこちらでそういう企画があるのいいのですが。次回は絶対行きた~い。
梶井照陰さんのHP → http://kajii.icca.jp/
歴代の《五島記念文化賞・美術新人賞》受賞者たち作品展。受賞者41名による現代アートの潮流が体感できる記念展に、梶井照陰さんも出展されているようです。。。。
五島記念文化財団「20周年記念展 美の潮流」
2010年10月30日(土)-11月7日(日)
Bunkamuraザ・ミュージアム
http://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/shosai_10_gotoh.html
↓ これを見逃してしまってすごく残念!!!
梶井照陰 写真展「KAWA」
http://www.foiltokyo.com/gallery/galleryindex.html
【終了】2010年9月17日(金)~10月16日(土)
ムーミンパパの名言集/講談社 [本]
たまらなく幸せでした。
この幸せが過ぎ去らなければいいのにと、心配する気さえおこらなかったほど、幸せでした。
(ムーミンパパの冒険)
~「ムーミンパパの名言集」より~
ムーミンパパの名言集
トーベ・ヤンソン (著)サミ・マリラ (編集)渡部 翠 (翻訳)
講談社
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第143回芥川賞受賞作「乙女の密告」/文藝春秋9月号 [本]
文藝春秋2010年9月号 芥川賞受賞作全文掲載
芥川賞の候補に挙がる作品も受賞作も好みじゃないんだとうすうす承知していながら毎回読んでみたくなる。これってある種の自虐趣味なのかも。。。選評が掲載されているので全文掲載の文藝春秋を購入する。他の記事も読めてお買い得な感じ。読み終わったあと気兼ねなく古紙回収に出せるのもいい。
第143回芥川賞受賞作は「乙女の密告:赤染晶子著」。すごく女性っぽい「乙女」。川原泉さんの絵で「花ゆめ」とかで連載になりそうなイメージ。
芥川賞の候補に挙がる作品も受賞作も好みじゃないんだとうすうす承知していながら毎回読んでみたくなる。これってある種の自虐趣味なのかも。。。選評が掲載されているので全文掲載の文藝春秋を購入する。他の記事も読めてお買い得な感じ。読み終わったあと気兼ねなく古紙回収に出せるのもいい。
第143回芥川賞受賞作は「乙女の密告:赤染晶子著」。すごく女性っぽい「乙女」。川原泉さんの絵で「花ゆめ」とかで連載になりそうなイメージ。
いきものがたり/ダイヤモンド社 [本]
いきものがたり
山本 良一 (企画監修)
寄稿:養老 孟司 , 本川 達雄, 藤田 紘一郎, セキ ユリヲ, しりあがり 寿, 五箇 公一, さとう あきら, 松田 裕之
ダイヤモンド社 2007年
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アエラ(1/18号)の 養老孟司さんのコラムでブータンで発見したぞうむしの新種につけた名前のことが触れられていて思い出した一冊。。「いきものがたり-生物多様性11の話」。この中に「ぞうむしワールド」というページがあってリアルな写真とともに養老さんの文章が載っています。カブトムシやクワガタや蝶じゃなくて「ぞうむし」というのがおもしろいのか。このページが上手くできていてぱっと開くと小さなぞうむしの写真と文章、さらに右ページを広げると拡大版ぞうむしの写真。へぇぇ~。ただし、虫嫌いの方にはお勧めしません。
特に好きなのは「地球は生命の星」のいろんないきもののイラストがぎっしりつめこまれてるページ。名前のわからない鳥や魚もたくさんいます。なんサンショウオがこんなに大きくてワニが小さく描かれてるのかとか、バオバブの木はわかるけどこの巨木’たぶん)はどこの国にあるのかとか、思うことがたくさん。。。
最近取り上げられることが多くなっている「生物多様性」ってこんなことというのを、わかりやすく伝えてくれるビジュアルブック。生命の詩、先住民の残した言葉、専門家の解説、アーティストの視点など、多方面で活躍されている方々が寄稿しています。
山本 良一 (企画監修)
寄稿:養老 孟司 , 本川 達雄, 藤田 紘一郎, セキ ユリヲ, しりあがり 寿, 五箇 公一, さとう あきら, 松田 裕之
ダイヤモンド社 2007年
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アエラ(1/18号)の 養老孟司さんのコラムでブータンで発見したぞうむしの新種につけた名前のことが触れられていて思い出した一冊。。「いきものがたり-生物多様性11の話」。この中に「ぞうむしワールド」というページがあってリアルな写真とともに養老さんの文章が載っています。カブトムシやクワガタや蝶じゃなくて「ぞうむし」というのがおもしろいのか。このページが上手くできていてぱっと開くと小さなぞうむしの写真と文章、さらに右ページを広げると拡大版ぞうむしの写真。へぇぇ~。ただし、虫嫌いの方にはお勧めしません。
特に好きなのは「地球は生命の星」のいろんないきもののイラストがぎっしりつめこまれてるページ。名前のわからない鳥や魚もたくさんいます。なんサンショウオがこんなに大きくてワニが小さく描かれてるのかとか、バオバブの木はわかるけどこの巨木’たぶん)はどこの国にあるのかとか、思うことがたくさん。。。
最近取り上げられることが多くなっている「生物多様性」ってこんなことというのを、わかりやすく伝えてくれるビジュアルブック。生命の詩、先住民の残した言葉、専門家の解説、アーティストの視点など、多方面で活躍されている方々が寄稿しています。
たべものがたり―食と環境 7の話 (ビジュアル・エコブック)
- 作者:
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/03/06
- メディア: 単行本
タグ:いきものがたり
写真集「歌舞伎座」 [本]
写真集『歌舞伎座』
http://www.kabuki-bito.jp/news/2009/09/_photo_21.html
発行: 2009年9月1日
著者: 安齊重男
編集・発行: 松竹株式会社
定価: 2,500円(税込)
*******************************************
来年平成22年4月までで建替えが決まっている歌舞伎座。
現在の歌舞伎座の姿を収めた写真集「歌舞伎座」が出版されました。販売は数量限定で歌舞伎座劇場内のみとのこと。
この前、行ったときは筋書き売り場を素通りしちゃったので気がつきませんでした。
今度行ったらチェックしてみます。ついふらふらと買っちゃうかな?
そのほかの歌舞伎座写真↓
http://www.kabuki-bito.jp/news/2009/09/_photo_21.html
発行: 2009年9月1日
著者: 安齊重男
編集・発行: 松竹株式会社
定価: 2,500円(税込)
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来年平成22年4月までで建替えが決まっている歌舞伎座。
現在の歌舞伎座の姿を収めた写真集「歌舞伎座」が出版されました。販売は数量限定で歌舞伎座劇場内のみとのこと。
この前、行ったときは筋書き売り場を素通りしちゃったので気がつきませんでした。
今度行ったらチェックしてみます。ついふらふらと買っちゃうかな?
そのほかの歌舞伎座写真↓
BEST FLOWER ARRANGEMENT 2009Autumn [本]
BEST FLOWER ARRANGEMENT 2009Autumn
季刊ベストフラワーアレンジメント 2009年秋号
出版社: フォーシーズンズプレス
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季刊、毎号購入するわけではないけれど、好きな雑誌のひとつ。
今回は「パリ&フランスのお花特集」。
フランス地方の花の旅や憧れのホテルリッツのフラワーアレンジメンント、パリのお花屋さんで実際にオーダーしたブーケなど、美しいカラー写真で紹介されています。いつもの好きな花りを飾るのではなくて、こういうのもいいな、と思わせてくれるのでさすがです!お花を贈るときのオーダーの参考にもなりますね。
パーフェクトレッスンという丁寧にアレンジの手順を解説しているページもあるので簡単におうちでも作れます。ちょっとした細かいテクニックがとても参考になります。
季刊ベストフラワーアレンジメント 2009年秋号
出版社: フォーシーズンズプレス
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季刊、毎号購入するわけではないけれど、好きな雑誌のひとつ。
今回は「パリ&フランスのお花特集」。
フランス地方の花の旅や憧れのホテルリッツのフラワーアレンジメンント、パリのお花屋さんで実際にオーダーしたブーケなど、美しいカラー写真で紹介されています。いつもの好きな花りを飾るのではなくて、こういうのもいいな、と思わせてくれるのでさすがです!お花を贈るときのオーダーの参考にもなりますね。
パーフェクトレッスンという丁寧にアレンジの手順を解説しているページもあるので簡単におうちでも作れます。ちょっとした細かいテクニックがとても参考になります。
BEST FLOWER ARRANGEMENT (ベストフラワーアレンジメント) 2009年 10月号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: フォーシーズンズプレス
- 発売日: 2009/08/17
- メディア: 雑誌
タグ:花
芥川賞・終の住処/文藝春秋9月号 [本]
第141回芥川龍之介賞 日本文学振興会(7/15発表)
磯崎憲一郎氏 《終の住処》
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文藝春秋9月号を買う・・・夏休みにちょうどいい重さ。買う度にいつも同じ感情が浮かぶ「読むトコいっぱいあってお買い得」。
9月号は芥川賞受賞作の「終の住処」が全文掲載されている。選考委員面々の短いコメントを読むのが好き。
受賞作は短編なのに、やや読みにくい。上手いんだと思うけど文体が合わないのかな。主人公の男性の結婚後の人生がぎゅぎゅぎゅっと駆け足で詰め込まれているのにその重みを感じさせない。結婚して奥さんと不仲で子どもができて家も買って海外赴任してその間には何度も何度も浮気していて・・・・という話。
<第141回芥川龍之介賞 候補作品>
磯崎憲一郎『終の住処』 新潮6月号
戌井昭人『まずいスープ』 新潮3月号
シリン・ネザマフィ『白い紙』 文学界6月号
藤野可織『いけにえ』 すばる3月号
松波太郎『よもぎ学園高等学校蹴球部』 文学界5月号
本谷有希子『あの子の考えることは変』 群像6月号
磯崎憲一郎氏 《終の住処》
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文藝春秋9月号を買う・・・夏休みにちょうどいい重さ。買う度にいつも同じ感情が浮かぶ「読むトコいっぱいあってお買い得」。
9月号は芥川賞受賞作の「終の住処」が全文掲載されている。選考委員面々の短いコメントを読むのが好き。
受賞作は短編なのに、やや読みにくい。上手いんだと思うけど文体が合わないのかな。主人公の男性の結婚後の人生がぎゅぎゅぎゅっと駆け足で詰め込まれているのにその重みを感じさせない。結婚して奥さんと不仲で子どもができて家も買って海外赴任してその間には何度も何度も浮気していて・・・・という話。
<第141回芥川龍之介賞 候補作品>
磯崎憲一郎『終の住処』 新潮6月号
戌井昭人『まずいスープ』 新潮3月号
シリン・ネザマフィ『白い紙』 文学界6月号
藤野可織『いけにえ』 すばる3月号
松波太郎『よもぎ学園高等学校蹴球部』 文学界5月号
本谷有希子『あの子の考えることは変』 群像6月号
幸せへの扉/本 [本]
幸せへの扉―世界一小さなアドバイス
作者: アナ クィンドレン
集英社 発売日: 2001/05 : 単行本
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知人からいただいたのだが、その際に「ぜひ読んでほしい、そして読み終わったら誰かに貸すなりあげるなりしてほしい」と言われた一冊。
もともとがスピーチ用の原稿だった、というものなので短いです。表紙はたいしたことないけど中身はちょっと厚手の紙を使っている。行間たっぷり、モノクロの写真が差し込まれていて、流せばあっという間に読み終わる。でもきっと誰もがひとつは、何かを感じる1文があると思う。
私が大好きな部分は、グエンドリン・ブルックスの詩の引用箇所。
わずかな時間を味わいつくそう
それはすぐに消えてしまうから
がらくたも宝石も
いまと同じに見えることは
二度とない
著者は、アメリカの女性小説家。ニューヨーク・タイムズ紙のコラムでピューリッツァー賞を受賞したコラムニストでもある。ぜひ英語版で読んでみてほしい。。
作者: アナ クィンドレン
集英社 発売日: 2001/05 : 単行本
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知人からいただいたのだが、その際に「ぜひ読んでほしい、そして読み終わったら誰かに貸すなりあげるなりしてほしい」と言われた一冊。
もともとがスピーチ用の原稿だった、というものなので短いです。表紙はたいしたことないけど中身はちょっと厚手の紙を使っている。行間たっぷり、モノクロの写真が差し込まれていて、流せばあっという間に読み終わる。でもきっと誰もがひとつは、何かを感じる1文があると思う。
私が大好きな部分は、グエンドリン・ブルックスの詩の引用箇所。
わずかな時間を味わいつくそう
それはすぐに消えてしまうから
がらくたも宝石も
いまと同じに見えることは
二度とない
著者は、アメリカの女性小説家。ニューヨーク・タイムズ紙のコラムでピューリッツァー賞を受賞したコラムニストでもある。ぜひ英語版で読んでみてほしい。。
タグ:本
第140回芥川賞「ポトスライムの舟」/文藝春秋3月号 [本]
第140回芥川龍之介賞
津村記久子氏
「ポトスライムの舟」
贈呈式2月20日(金)東京・丸の内 東京會舘
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第140回芥川賞受賞作「ポトスライムの舟」全文掲載の文藝春秋3月号。
「芥川賞」という冠を戴く作品に興味はあるがあまり好きではないタイプが多いこともわかっている。きっと今回も好きじゃないんだろうなと思いながら毎回受賞作品全文掲載の文藝春秋を買ってしまう。選考委員たちの講評や受賞者のことばが生生しいので読みたいのだが。「奈良の派遣社員」という設定や方言の会話、好きじゃないけどあっという間に読みきることができたのはこの作家さんの文章が巧みなのだと思う。「ポトスライム」観葉植物のポトスがタイトルについているけれど、癒される作品ではありません。。。。淡々と主人公の日常が語られます。
津村記久子氏
「ポトスライムの舟」
贈呈式2月20日(金)東京・丸の内 東京會舘
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第140回芥川賞受賞作「ポトスライムの舟」全文掲載の文藝春秋3月号。
「芥川賞」という冠を戴く作品に興味はあるがあまり好きではないタイプが多いこともわかっている。きっと今回も好きじゃないんだろうなと思いながら毎回受賞作品全文掲載の文藝春秋を買ってしまう。選考委員たちの講評や受賞者のことばが生生しいので読みたいのだが。「奈良の派遣社員」という設定や方言の会話、好きじゃないけどあっという間に読みきることができたのはこの作家さんの文章が巧みなのだと思う。「ポトスライム」観葉植物のポトスがタイトルについているけれど、癒される作品ではありません。。。。淡々と主人公の日常が語られます。