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世界報道写真展2005 [アート・イベント]

世界報道写真展2005 東京都写真美術館(恵比寿ガーデンプレイス)
■会 期 : 2005年6月18日(土)~7月31日(日)
■休館日 : 毎週月曜日(休館日が祝日・振替休日の場合はその翌日)
但し、7/25は開館
■会 場 : 2階展示室
http://www.syabi.com/schedule/details/worldpressphoto2005.html

世界中のプロカメラマンが参加して毎年行われる世界報道写真コンテスト
(世界報道写真財団=オランダ主催)の今年の入賞作品を集めた「世界報道写真展2005」が
東京・恵比寿ガーデンプレイス内の都写真美術館で開催されている。
今年で48回目を迎える。今回は過去最高となる4266人からの応募があった。
昨年1年間に撮影された応募写真約7万枚、その中から入賞を果たした約200枚を紹介する。
昨年末のスマトラ沖地震や北オセチア共和国の学校占拠事件やイラク戦争、アテネ五輪など、
幅広い分野で世界最高の報道写真が展示され、今世界で何が起きているのかをすべてではないが
写真で凝縮してみせている。

今年の大賞は、スマトラ沖地震で親族を亡くして嘆き悲しむ女性。
計算しつくされたように余計なもののない画面、地面に突っ伏して泣く女性と
犠牲者の死斑の浮いて蝿のたかる左腕、ロープ、海草。
波がすべてを流し取った地面は泥の浜のように見える。

日本のメディアでは残虐すぎるシーンを目にすることはほとんどないので
報道写真に遺体が写っているだけでショッキングだ。
実際世界中の戦争紛争地域では数え切れないほどの戦闘があり
その中には犠牲者もいるのだから、この写真コンテストにもそういった写真が
多く応募されているのは不思議ではない。

草原に少年とたくさんの黄色いトンボ?蝶?(実際はバッタ)、というきれいな一枚。
コレだけ見ると笑顔の少年が虫取りして遊んでいるほほえましい姿にも見えるが
現実はバッタの異常大発生により農作物、放牧へ大打撃で食糧難・・・・・・
まったくいいことのない話。

TVでネットで、洪水のように流れるニュース。世界中のあちこちで戦闘が紛争が
飢餓が虐待が事件が事故が数え切れないほどおきている。
一つ一つを覚えているわけではないしそれ以上の意識もない。
でもこの一枚の報道写真を見ることで何か感じることができる。


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