映画に観る《飲食》の風景~チャップリン―空腹的身体~ [アート・イベント]
2005年6月30日(木)
「映画に観る《飲食》の風景~チャップリン―空腹的身体~」
講師 高橋世織(早稲田大学政治経済学部教授)
http://www.asahibeer.co.jp/culture/art-cul/eat.html
隅田川横のアサヒビール、金の雲のビル。
初めて中に入りました。4Fのイベントスペースは思ったより広くなく
変形楕円の室内、黒い床に黒い壁、大きな布のスクリーン。
講演前のドリンクサービスがうれしい♪
高橋先生は、50過ぎくらいかしら?ちょっと年齢不詳な雰囲気のある方。
茶系のソフトスーツに口ひげ、おしゃれですね。
チャップリンの作品をそのまま見せてくれるのではなく
たくさんの中から今回のテーマに即した部分を編集した映像だったので
ひとつひとつのストーリーがすぐに思い出せなくて・・・・(笑)
ものすごく小さい頃に見たような、という記憶なのでかなりあいまい。
【第1回 内容】
映画史上の傑作『黄金狂時代』や『モダンタイムズ』を生み出したチャップリ
ン。彼の作品には<飲食>シーンが多く盛り込まれています。彼の映し出す登場人物たちは、飲んだり食べたり、何か口にモノを入れることにより、元気になった り、太ったり、グッタリしたりします。言い換えれば、登場人物たちは、<飲食> という行為によって、身体的・精神的に変化していくのです。
本講座では、チャップリンの映像作品における<飲食>シーンを振り返り、「映 画」に映し出された人間の根源的な行為(=<飲食>)から読み取れる、時代・地 域的な背景、当時の人々の映画への想いなどを考察していきます。
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