初春花形歌舞伎･昼/新橋演舞場

初春花形歌舞伎
新橋演舞場
平成21年1月3日（土）～27日（火）昼の部
一、猿翁十種の内　二人三番叟
二、寿初春　口上
　　市川海老蔵「にらみ」相勤め申し候
三、義経千本桜
　　木の実
　　小金吾討死
　　すし屋
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1/12（祝）成人の日。お天気に恵まれて晴れ着の新成人たちの姿をあちこちで見かける。
「二人三番叟」はお正月らしい雰囲気で華やかな舞踏、右近さんと猿弥さんの息もぴったり。おめでた～と気を抜いていた。５分の休憩で海老蔵さんの「口上」。これが楽しみというか心配というか、裃姿の海老蔵さんは「肉・魚・酒を断って精進」していらっしゃったとのこと。確かにしまってる。一回りは顔が小さくなってる。その分「眼力」は倍増でしょ、登場して顔を上げ、右左上と目線を送っただけでビシビシビシバシィィィと音がしそうでした。無事に口上を述べ演目を紹介し、「にらみ」。うぉ～力の入ったにらみ、そのまま・・・・・幕。
義経千本桜は「木の実」から「小金吾討死」「すし屋」。木の実の幕があるとすし屋がとてもわかりやすくなります。「小金吾討死」は段次郎さんの見せ場、テンポのよい立ち回りを披露してくれました。「すし屋」では、春猿さんのお里がかわいらしく、門之助さんの惟盛は雰囲気がぴったり。
最後の「お祭り」で華やかに幕。。。。。



一、猿翁十種の内　二人三番叟（ににんさんばそう）
　　　　　　　　　　　　　三番叟　　市川右　近
　　　　　　　　　　　　　三番叟　　　　猿　弥
　　　　　　　　　　　　　附千歳　　　　弘太郎
　　　　　　　　　　　　　　千歳　　　　笑　也
　　　　　　　　　　　　　　　翁　　　　段治郎


二、寿初春　口上（こうじょう）
　　市川海老蔵「にらみ」相勤め申し候

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　海老蔵


三、義経千本桜（よしつねせんぼんざくら）
　　木の実
　　小金吾討死
　　すし屋

　　　　　　　　　　いがみの権太　　　　海老蔵
　　　　　　　　　　梶原平三景時　　　　獅　童
　　　　　　　　　　　若葉の内侍　　　　笑　也
　　　　　　　　　　　女房小せん　　　　笑三郎
　　　　　　　　　　　　娘　お里　　　　春　猿
　　　　　　　　　　　主馬小金吾　　　　段治郎
　　　　　　　　　　　　母おくら　　　　右之助
　　　　　　弥助実は三位中将維盛　　　　門之助
　　　　　　　　　　鮓屋弥左衛門　　　　左團次


四、お祭り（おまつり）
　　　　　　　　　　　　　　鳶頭　　　　海老蔵
　　　　　　　　　　　　　　鳶頭　　　　獅　童
　　　　　　　　　　　　　　鳶頭　　市川右　近
　　　　　　　　　　　　　　鳶頭　　　　猿　弥
　　　　　　　　　　　　　　鳶頭　　　　段治郎
　　　　　　　　　　　　　　芸者　　　　春　猿
　　　　　　　　　　　　　　芸者　　　　笑三郎
　　　　　　　　　　　　　　芸者　　　　笑　也
　　　　　　　　　　　　　　芸者　　　　門之助

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