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ラストサムライ/感想 [映画・DVD・TV]

「ラストサムライ」公式HP→http://www.lastsamurai.jp/
監督 エドワード・ズウィック
出演 トム・クルーズ、渡辺謙、真田広之、小雪
/2003年/アメリカ/154分

予告などで見ていた予備知識では、かなり唐突に外人(トムクルーズ)さんが
日本の山深い村、渡辺謙の元でサムライ修行をする・・ようなイメージでした
トムクルーズ制作主演のハリウッド映画で「日本・サムライ」をいったいどう作るのか。
撮影時に渡辺謙と真田広之が「日本」についてかなりレクチャーして議論を交わし
トムもそれを真摯に聞き取り入れたというだけあって、「ヘンナ日本」ではありません。
細かい歴史のことや細部には微妙なトコもあるでしょうけれど
今までの外人が作る「日本」のいい加減さにくらべたら、雲泥の差です。
姫路でのロケとニュージーランドロケでの壮大なセット。村の様子や家、寺など
丁寧に作ってあって感心しました。ただ・・背景にニュージーランドの山が見えると
「ん?ん?ここはどこじゃ?」という違和感を覚えます。

あとトムはゼッタイに死なないのがなんともすごいです。最初の侍との山中での戦いは
なんとなくロードオブザリング「旅の仲間」のラストによく似たシーンでした。
不死身のトムは渡辺謙に助けられ侍の村へ行き、黒澤映画「乱」風最後の戦いでも
もちろんトムは死にません。銃弾が雨霰と降り注ぎ渡辺謙とトム以外全員死んでるのに!
渡辺謙、あまりに私の中でのイメージ通りだったのでちょっと物足りなかったかも。
「サムライ」うん確かに侍なんです。評判以上に英語は上手でした。
真田広之は剣術の稽古でこれでもか!って感じにトムをぶちのめしてましたから
世界中でトムファンが「なにすんのよぉ~」って叫んでたと思います。
小雪とトムの淡い恋みたいなのはすごくあっさりとしか触れられていなくて
少し残念というか、もうちょっと何か期待していたところがありましたから。

話題作でしたから、今更あらすじを追う必要はないと思いますが・・・

原住民討伐の失望から酒びたりになっていたオールグレン大尉(トムクルーズ)は
憎き昔の上官からの誘いにより、近代軍隊の整備を目指す日本政府に
軍隊の教官として招かれる。
初めて侍と戦いを交えた日、負傷したオールグレンは捕えられる。
勝元は天皇に忠義を捧げながら、武士の根絶を目論む官軍に反旗を翻していた。
異国の村で、侍の生活を目の当たりにしたオールグレンはやがて、
その静かで強い精神を持つ「サムライ」に共感する。

ラスト サムライ

ラスト サムライ

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2005/04/22
  • メディア: DVD

ラストサムライ

ラストサムライ

  • 作者: ワーナーブラザーズ
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2003/11/26
  • メディア: 大型本


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コメント 2

こんばんは。
小雪週間?(笑)
これは、まだなんですよね~。実はトムが苦手で。
宇宙戦争をまだ観てないのも、私の中ではトムのせい(笑)。
これ、サニー千葉が忍者で出てたら、絶対観たのにな~、残念。(出ないって。)
by (2005-09-03 20:41) 

Ren

嗤う伊右衛門を借りに行ったらなくて、「家族で見れるもの」でコレ。
別に無理してみなくてもいいと思うよ~。日本の戦争ものだもん。
トムも渡辺謙も真田広之も上手いけど予想通りの内容と演技。
小雪は「嗤う伊右衛門」での岩役のがずっといい感じだったわ。
by Ren (2005-09-04 07:39) 

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