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「岩動く、岩城宏之、大いに暴れる」/サントリーホール [コンサート]

「岩、動く。岩城宏之、大いに暴れる」  サントリーホール
2005年10月30日(日)19:00開場/19:30開演 
指揮 岩城宏之
合唱 東京混声合唱団
管弦楽 新日本フィルハーモニー交響楽団
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曲目 <第一部>(東京混声合唱団)
●武満徹:「風の馬」より
●イアニス・グセナキス:誓い
●三枝成彰:六声のためのマドリガル

<第二部>(新日本フィルハーモニー交響楽団)
●一柳慧:インタースペース
●権代敦彦:84000x0=0 オーケストラのための作品88
●ルードヴィッヒ・ファン・ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調「運命」作品67

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東京混声合唱団、新日本フィルを指揮するこの演奏会。
表題「岩動く」は、岩城のマネージメントが三枝成彰のメイ・コーポレーションに移ったということ。
破天荒なマエストロの最円熟期を三枝成彰がこれからいかにマネージメントするのか
どんな企画を持ってくるのか、それにどう応えるのか、今からとても楽しみ。

久しぶりに見る岩城宏之氏はちょっと痩せてしまって足元が少しあぶない?ような気がして
体調があまりよくないように見えてしまいました。が、演奏はすごい。
初演好き前衛音楽好き合唱好きの岩城宏之氏らしい演目で始まる。武満徹:「風の馬」より。
私、苦手、武満徹氏は高名な作曲家ですがどうも相性がよくないみたいでさっぱりわからない。
一曲終わってMC。岩城宏之氏がマイクを持って話すとは思っていなかったのでびっくり。
2曲目終わってまたMC、三枝成彰氏まで舞台に上がる。次の曲の準備の時間稼ぎだったようですが。今回の顛末についてお話してくださっておもしろかったです。
照明をすべて落とし、指揮は客席中ほどの通路、六声の6人を会場出口6箇所に配置しての
六声のためのマドリガルは衝撃的な演出効果でした。初めて。。。

後半の2曲の作曲家一柳慧氏と権代敦彦氏も来場されていて、演奏後挨拶、拍手~。
前衛音楽続きでへとへとになってからやっとベートーヴェン「運命」。
あぁ、ほっとする。やはり私に現代音楽はムリなのか。。。。

三枝成彰氏率いる六本木男声合唱団倶楽部http://www.rokudanku.com/index.html
面々も来場されていました。羽○元総理ほか、かなり豪華な客席だったのが印象的。
一階の少し後ろ真ん中より左の席だったのですが、ずっと左手には三枝成彰氏夫妻
ちょっと前には作曲家一柳慧氏と権代敦彦氏、6声のマドリガルでは岩城宏之氏がすぐそこに。

2004年12月31日のお昼から翌2005年1月1日の深夜にかけて、
東京文化会館でベートーヴェンの全交響曲を岩城宏之氏一人で指揮したことは有名。
今年もやります!(問い合わせはメイコーポレーション(03)3584-1951)
その時の演奏CDは来月発売  こちら↓

ベートーヴェンの1番から9番までを一晩で振るマラソン2004

ベートーヴェンの1番から9番までを一晩で振るマラソン2004

  • アーティスト: 岩城宏之, N響メンバー達による管弦楽団, ベートーヴェン
  • 出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
  • 発売日: 2005/11/16
  • メディア: CD


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