東京タワー [映画・DVD・TV]
東京タワー 2004年日本
監督:源孝志
製作:奥田誠治
原作者:江國香織
脚本:中園ミホ 、源孝志
音楽:溝口肇
出演者:黒木瞳 、岡田准一 、松本潤 、寺島しのぶ 、
宮迫博之 、平山あや(平山綾) 、加藤ローサ 、
半田健人 、余貴美子 、岸谷五朗
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ベストセラー作家・江國香織による同名小説を、美しい映像と音楽で詩を読むように描いた
ラブストーリー。好きキライの分かれる原作をどうまとめるのかがすごく気になった作品。
とりあえず主役の岡田くんが好きなので、許せるかも・・・と見ることにしました。
「女として生きる一人の人妻が、若い男と真剣に愛を共有していく純粋な恋。」
これを読んだだけでもうありえない!と叫びそうになるのを押さえる。(年下苦手意識大です)
年齢を超えた二組の恋人、黒木瞳と岡田くん、寺島しのぶと松潤、の恋愛を描きながら、
恋の苦しみ、恋の美しさ、その本質?を探して行く。キャストの美しさが、唯一の救い。
東京タワーの見える部屋の岡田くんはただただ美しい。「美しいものを見ると、それが消えてなく
なることを想って涙が出る」なんてクサイ台詞も岡田くんなら許せる。友人の18歳の息子と恋に
落ちることなんてありえるのだろうか。う~ん、今の私にはわからない。わかりたくない、か。怖い。
岡田くんの母役の余貴美子さんが「許さない」というのも迫力ありすぎでこれまた怖かった。。。
恋愛面よりもこちらの恐怖を先に感じてしまうので、入り込めなかった感じもする。
恋をしてどんどんバージョンアップしていく人妻の寺島しのぶもなんだかあまりにリアルで怖い。
映像のキレイさで東京を楽しむにはとてもいいと思う。たくさんの東京タワー、鳥居坂、渋谷のカフェ
六本木ヒルズ、セレクトショップ、夜景そして雪・・・・キレイなものがいっぱいつまっている。
結局、感想としては「怖い」。恋愛とは怖いものです。
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