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書の至宝/東京国立博物館 [アート・イベント]

「書の至宝-日本と中国」    公式サイトhttp://www.asahi.com/sho/
2006年1月11日(水)~2月19日(日)
東京国立博物館http://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=2391
主 催 東京国立博物館、朝日新聞社、テレビ朝日、上海博物館
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1月11日から東京国立博物館で開催中の特別展「書の至宝――日本と中国」は
日中共同プロジェクトで、通常なら海外に出ることのない唐・宋時代などの作品が
中国から日本へ貸し出しされている。日本国内からも皇室に伝わる御物や国宝など
数々の名品が出展されて、大変見ごたえのある展覧会になった。
書は東洋における最も美しい芸術の一つ。その名筆の系譜を中国は約3千年前から、
日本は飛鳥時代から江戸時代まで、計約190件の名品を通して展示、変換を辿る。
聖徳太子の「法華義疏(ほっけぎしょ)」、三筆の一人、橘逸勢の書と伝えられる「伊都内親王願文」
などの御物や宮内庁所蔵品がこれほど並ぶのはあまり例がないことらしい。

中国から借り受けてきた展示物ももちろん素晴らしいし、漢字の書の美しさもあるが
やはり和様が発生してからの日本の展示に眼を奪われる。
書の書かれている紙の美しさ、そして墨跡眩く流れる仮名文字。
仮名は、必要に迫られて発達した面もあるが実用だけでない美しさを再認識した。


展示概要
 1.文字の始まり~字体の変遷~
 2.王羲之とその周辺
 3.楷書表現の完成~中国・唐時代~
 4.主観主義の確立~中国・宋元時代~
 5.中国書法の受容~飛鳥時代~
 6.奈良時代の写経と三筆~奈良時代から平安時代初期~
 7.三跡と和様の成立~平安時代中期~
 8.仮名の美~平安時代中期・後期~
 9.伝統の和様と個性の墨跡~鎌倉時代から室町時代~
10.さまざまな到達点~中国・明清時代~
11.寛永の三筆と唐様~安土桃山・江戸時代~

第50回現代書道二十人展/上野松坂屋
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現代書道二十人展50回記念「日本書壇の歩み―昭和から平成へ」

2006年01月11日(水)~2006年02月19日(日)
東京国立博物館 本館1階特別3室および平成館1階企画展示室

「現代書道二十人展」出品書家の中から、東京国立博物館所蔵の過去の出品者12人の作品と、
現在同展で活躍する20人の新作を通して、日本における昭和から平成への書壇の歩みを紹介。
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コメント 4

水無月

かな文字は、やさしい感じがしますよね。
日本の大切な文化だと思っています。
書の紙の美しさか~。
そういうところまで鑑賞すると素晴らしいですね。
by 水無月 (2006-02-01 19:28) 

Ren

水無月 さん、nice!&コメントありがとうございます☆
仮名文字のよさを再認識しました。
紙もね、すごく素敵なんですよ、雲母が漉きこんであるものや色の変化、
紺の紙に金銀の文字で書かれた西遊記なんて宝物だったのも納得です。
by Ren (2006-02-02 08:11) 

zattchi

コメントありがとうございます
なかなかいい展示でした
書に触れる機会は少ないので・・・
仮名って本当に美しい日本の文化ですね
by zattchi (2006-02-03 13:17) 

Ren

zattchiさん、コメントありがとうございます☆
なかなかここまで集められないのでとても見ごたえがありましたね。
「仮名って本当に美しい日本の文化」、を再認識しました。
by Ren (2006-02-04 14:51) 

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