葉っぱのフレディいのちの旅/中野サンプラザ

葉っぱのフレディ　いのちの旅
2006.8/21(月)～8/23(水)　中野サンプラザ
［企画・原案］日野原重明
［脚本・演出］犬石　隆
［総合プロデュース］黒岩祐治
［出演］宝田明／今陽子／矢野七海・内藤もゆの［フレディ：Ｗキャスト］
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8/22（火）　中野サンプラザ　（東京公演は23日で終了、8/29～31大阪公演）
総合プロデューサーのフジテレビ黒岩祐治氏の挨拶がありました。

原作は大ベストセラーになった童話「葉っぱのフレディ」。原案は聖路加病院の日野原先生。
美しい四季の変化の中で、子供たちが演じる元気な葉っぱと、公園に集まる老人や若者たち
人間たちの“いのち”の物語。いのちの大切さをそのつながりを語りかけるミュージカルです。
葉っぱの一生を通してフレディが感じる「いのち」とは？そして「死」とは？
ミュージカル『葉っぱのフレディ－いのちの旅－』2006 年公演出演者は宝田明さん、今陽子さん、
他出演者総数30 名。うちジュニアキャスト24 名は一般公募オーディションにより選抜された。
応募者約600 名という難関を勝ち抜いたキャストです。
宝田明さんは日野原先生の分身といえるルーク先生。暖かい雰囲気でいかにもこんな先生が
どこかの街の病院にいそうと思える感じ、四季に合わせて衣装がちゃんと変る細かな配慮。
歌は初めて聴いたような気がします。なかなかいいお声で前半に歌がたくさんありました。
苦しくならないのかしら？と心配になりましたがさすがですね。歌って踊って、最後まで素敵。
今陽子さんも私はお久しぶり。パワフルな歌声で迫力満点、アンジェラのイメージにぴったり。
いろんなシーンが楽しめましたが、「ホットドック食い逃げ3本」が一番ツボでした。
葉っぱを食べるカミキリムシが襲ってくる場のダンスと音楽がよかったですね～。ちょっと笑える
カミキリムシの着ぐるみが絶妙。少し暗めな舞台にして、ワルワルな雰囲気を盛り上げます。
そしてクモの巣が上から降りてきて毒蜘蛛のメフィスト登場！すごい～！この役者さんダレだろう。
音楽も「メフィ～ストォ～♪」ちょっぴりハードな感じのするリズムと踊り。そして、蜘蛛ですから
例のアレ手の中に仕込んで「蜘蛛の糸」バァ～ってやってくれました。カミキリムシさんたちも
上手くそれに絡んで、蜘蛛に捕らえられる虫になってました。私の中ではここが一番の見所でした。

＜ストーリー＞
公園に集う人間、昼は木蔭の下に老人が、子どもたちは遊ぶ。夏の真夜中には若い男女の愛の
ささやきが聞かれる。日常の暮らしの中でのエピソードを、葉っぱは木の梢から見ている。雨が
降り風が吹き、暴風が突然襲ったりするように、人も老い病にそして死ぬ。
葉っぱは、人間も自然もすべて、同じ宇宙の理の中で移り変わることを知る。
四季の変化する姿に生きものの共通な生と死をみる、そして永久に繰り返される。

『葉っぱのフレディ』は、米国の哲学者だったレオ・バスカーリア博士（1924―1998）が
子どものために書いた生涯で一冊の絵本です。
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葉っぱのフレディ―いのちの旅

• 作者: レオ バスカーリア
• 出版社/メーカー: 童話屋
• 発売日: 1998/10
• メディア: 単行本

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キャスト
ルーク＝宝田　明　　アンジェラ＝今　陽子
フレディ＝矢野七海／内藤もゆの［Ｗキャスト］
クレア＝宮原理子／田中みいや　［Ｗキャスト］
マーク＝中河内雅貴／クリス＝梅澤菜奈子／風のウェンディ＝山越千歌
モア＝三浦直子　　風＝矢野香苗子
ダニエル＝野田紗貴／中村真己　［Ｗキャスト］
内野詩織・伊宮理恵・長田那奈子・佐藤まりあ・佐藤すみれ・神田舞帆
稲葉雅人・遠藤由麻・遠藤優美子・落合梨々香・工藤万実・金子海音・福島滉史郎

原作＝レオ・バスカーリア／訳＝みらい　なな
　『葉っぱのフレディ─いのちの旅─』（童話屋刊）より
企画・原案＝日野原重明
作詞・作曲・編曲＝玉麻尚一／作曲＝金子 貢／歌唱指導＝岡崎亮子
振付＝中川久美／振付＝関根玲子
美術＝斎木信太朗／照明＝山田 茂／衣裳＝本谷智子／音響＝実吉英一
ヘアメーク＝四方田公子／演出助手・振付助手＝三浦直子／舞台監督＝斎木信太朗
制作＝井本 篤・森田 等／制作進行＝国井秀貴／制作担当＝木下泰之
制作統括＝田中和雄
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