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ダリ回顧展/上野の森美術館 [アート・イベント]

生誕百年記念-ダリ回顧展
アメリカ、スペイン両ダリ美術館コレクションの公開
2006年9月23日(土)~2007年 1月 4日(木)
上野の森美術館 HP→ http://www.ueno-mori.org/top.html
ダリ回顧展公式サイト→ http://www.dali2006.jp/
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10/31(火) 平日お休み、午前中病院に行きその足で上野へ。
え~!平日なのに並んでる。。。(・_・;)マジ?
でも先日も諦めたし、今日は電車賃使ってきたんだし、という訳で並ぶことにしました。
会場内はかなりの混雑、人でびっしり、若い人が多かったです。

スペイン・ガラ=サルバドール・ダリ財団と、アメリカ・サルバドール・ダリ美術館、両美術館から
日本初公開の作品を含む主要な油彩画約60点。そして貴重な初期のドローイングや写真なども
展示されています。1989年に84歳で没したダリの大回顧展となり見ごたえたっぷりです。

一つの物体が二つの違った図像に見える「二重イメージ」の手法を用いた作品や、
それが何通りにも読める作品など、だまし絵のようなダリ独特の夢のような非現実世界。
「柔らかい時計」など、溶け出すような物質が描かれているのも有名な作品。
「焼いたベーコンのある自画像」や「記憶の固執の崩壊」(いずれも日本初公開)
かなり男前な自画像の入った「世界教会会議」や「夜のメクラグモ、希望!」など
好きな作品が多数来ている。場内にはフィルム上映もあり「アンダルシアの犬」(15分)。
見ているうちに、ダリの不思議な精神世界へ引き込まれていって、この上野の森美術館さえも
溶けて流れ出すのではないかという感覚になってしまう。
現実の世界に戻ってこれてよかった。。。

類まれな奇才の持ち主サルバドール・ダリ(1904-1989)。
幻想的で非現実的、どこか病的でさえある錯乱を感じる世界を緻密に大胆に描き、20世紀の
シュールリアリストのなかでも異彩を放つ存在。独特の物言い、風貌、愛妻で生涯創作の女神
ガラとの関係も有名です。

ダリ

ダリ

  • 作者: クリストファー マスターズ
  • 出版社/メーカー: 西村書店
  • 発売日: 2002/02
  • メディア: 大型本


ダリ―シュルレアリスムを超えて

ダリ―シュルレアリスムを超えて

  • 作者: 伊藤 俊治, ジャン=ルイ ガイユマン
  • 出版社/メーカー: 創元社
  • 発売日: 2006/10
  • メディア: 単行本


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