團菊祭五月大歌舞伎・昼/歌舞伎座 [歌舞伎]
歌舞伎座百二十年團菊祭五月大歌舞伎
歌舞伎座
平成20年5月2日(金)~26日(月)
昼の部
一、義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)
渡海屋
大物浦
二、六歌仙容彩
喜撰(きせん)
三、極付 幡随長兵衛(ばんずいちょうべえ)
********************************************************
5/10(土) 生憎の雨・・・・・
一、義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)
渡海屋
大物浦
山伏姿で逗留している源義経の家臣の武蔵坊弁慶(團蔵さん)たち、姿を隠した一行は都を落ちた義経主従で大物浦から船路で西国を目指しているところ。義経の追っ手と名乗る相模五郎(権十郎さん)と入江丹蔵(市蔵さん)がやって来て強引に船を出せと迫りますが、主の銀平(海老蔵さん)はこれを追い返します。
やがて約束の船出の時刻となり、義経(友右衛門さん)は、銀平の働きを女房のお柳(魁春さん)に深く感謝して、家臣(男女蔵さん・亀寿さん・亀鶴さん・松也さん)と共にゆくのでした。
そこへ先ほどとは打って変わった鎧姿の銀平が現れます。実は銀平は新中納言知盛の世を忍ぶ仮の姿で、娘のお安は安徳天皇、お柳はその乳人の典侍の局なのでした。死んだと見せかけ生き延びた知盛は、ついに義経に平家の恨みを晴らす機会がおとずれたと意気揚々と出陣します。しかし戦いの末、碇を担いでの知盛は壮絶な最期を遂げるのでした。。海老蔵さん、最後の迫力はすごいです。
渡海屋銀平実は新中納言知盛 海老蔵
源義経 友右衛門
相模五郎 権十郎
亀井六郎 男女蔵
片岡八郎 亀 寿
伊勢三郎 亀 鶴
駿河次郎 松 也
入江丹蔵 市 蔵
武蔵坊弁慶 團 蔵
典侍の局 魁 春
二、六歌仙容彩
喜撰(きせん)
桜が咲き誇る都の東山。喜撰法師(三津五郎さん)がやって来て、茶汲み女の祗園のお梶(時蔵さん)を口説きます。やがて喜撰は、迎えに来た弟子(秀調さん・松江さん・高麗蔵さん)たちと賑やかに踊り、帰って行くのでした。
喜撰法師 三津五郎
所化 秀 調
同 松 江
同 亀 寿
同 松 也
同 萬太郎
同 新 悟
同 小 吉
同 巳之助
同 梅 枝
同 亀 鶴
同 男女蔵
同 高麗蔵
祗園のお梶 時 蔵
三、極付 幡随長兵衛(ばんずいちょうべえ)
「公平法問諍」
伊予守頼義(萬次郎さん)と、その子の義綱の恋人である柏の前(右之助さん)の御前で、坂田公平(市蔵さん)が乱暴を働くというお芝居の上演中に、旗本奴の水野十郎左衛門の家臣が舞台に上がって騒ぎます。客席通路から役者さんが出てきたりして劇中劇の楽しさ^^これを幡随院長兵衛(團十郎さん)が止めます。長兵衛率いる町奴と旗本奴はかねてから犬猿の仲。高いところが開いて!当の水野十郎左衛門(菊五郎さん)と、渡辺綱九郎(家橘さん)が登場。すると水野の姿を見た長兵衛の子分の極楽十三(権十郎さん)、雷重五郎(松緑さん)、神田弥吉(海老蔵さん)たちが駆けつけます。しかし長兵衛がその場をとりなして収めます。
舞台変わって後日、長兵衛宅に水野の使いがやってきて酒宴に招かれます。もちろんこれがただの酒宴ではなく長兵衛の命を奪う企みであることは明白。そして意を決した長兵衛は、女房のお時(藤十郎さん)や一子の長松(玉太郎くん)に別れを告げ、弟分の唐犬権兵衛(梅玉さん)や、出尻清兵衛(三津五郎さん)を始めとする子分(松江さん・亀寿さん・亀鶴さん・松也さん)たち極楽十三(権十郎さん)、雷重五郎(松緑さん)、神田弥吉(海老蔵さん)が止めるのも聞かず、水野屋敷へ。そして長兵衛を水野や近藤登之助(彦三郎さん)が出迎え、酒宴が始まり、お酒をこぼしたと風呂を勧められて、風呂場で襲われます。子分たちも豪華な配役で華やかな舞台。でもちょっと後味悪いお話なのでした。
幡随院長兵衛 團十郎
水野十郎左衛門 菊五郎
出尻清兵衛 三津五郎
極楽十三 権十郎
雷重五郎 松 緑
神田弥吉 海老蔵
小仏小平 松 江
閻魔大助 亀 寿
笠森団六 亀 鶴
地蔵三吉 松 也
長兵衛倅長松 玉太郎
坂田公平 市 蔵
柏の前 右之助
渡辺綱九郎 家 橘
伊予守頼義 萬次郎
近藤登之助 彦三郎
唐犬権兵衛 梅 玉
長兵衛女房お時 藤十郎
歌舞伎座
平成20年5月2日(金)~26日(月)
昼の部
一、義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)
渡海屋
大物浦
二、六歌仙容彩
喜撰(きせん)
三、極付 幡随長兵衛(ばんずいちょうべえ)
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5/10(土) 生憎の雨・・・・・
一、義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)
渡海屋
大物浦
山伏姿で逗留している源義経の家臣の武蔵坊弁慶(團蔵さん)たち、姿を隠した一行は都を落ちた義経主従で大物浦から船路で西国を目指しているところ。義経の追っ手と名乗る相模五郎(権十郎さん)と入江丹蔵(市蔵さん)がやって来て強引に船を出せと迫りますが、主の銀平(海老蔵さん)はこれを追い返します。
やがて約束の船出の時刻となり、義経(友右衛門さん)は、銀平の働きを女房のお柳(魁春さん)に深く感謝して、家臣(男女蔵さん・亀寿さん・亀鶴さん・松也さん)と共にゆくのでした。
そこへ先ほどとは打って変わった鎧姿の銀平が現れます。実は銀平は新中納言知盛の世を忍ぶ仮の姿で、娘のお安は安徳天皇、お柳はその乳人の典侍の局なのでした。死んだと見せかけ生き延びた知盛は、ついに義経に平家の恨みを晴らす機会がおとずれたと意気揚々と出陣します。しかし戦いの末、碇を担いでの知盛は壮絶な最期を遂げるのでした。。海老蔵さん、最後の迫力はすごいです。
渡海屋銀平実は新中納言知盛 海老蔵
源義経 友右衛門
相模五郎 権十郎
亀井六郎 男女蔵
片岡八郎 亀 寿
伊勢三郎 亀 鶴
駿河次郎 松 也
入江丹蔵 市 蔵
武蔵坊弁慶 團 蔵
典侍の局 魁 春
二、六歌仙容彩
喜撰(きせん)
桜が咲き誇る都の東山。喜撰法師(三津五郎さん)がやって来て、茶汲み女の祗園のお梶(時蔵さん)を口説きます。やがて喜撰は、迎えに来た弟子(秀調さん・松江さん・高麗蔵さん)たちと賑やかに踊り、帰って行くのでした。
喜撰法師 三津五郎
所化 秀 調
同 松 江
同 亀 寿
同 松 也
同 萬太郎
同 新 悟
同 小 吉
同 巳之助
同 梅 枝
同 亀 鶴
同 男女蔵
同 高麗蔵
祗園のお梶 時 蔵
三、極付 幡随長兵衛(ばんずいちょうべえ)
「公平法問諍」
伊予守頼義(萬次郎さん)と、その子の義綱の恋人である柏の前(右之助さん)の御前で、坂田公平(市蔵さん)が乱暴を働くというお芝居の上演中に、旗本奴の水野十郎左衛門の家臣が舞台に上がって騒ぎます。客席通路から役者さんが出てきたりして劇中劇の楽しさ^^これを幡随院長兵衛(團十郎さん)が止めます。長兵衛率いる町奴と旗本奴はかねてから犬猿の仲。高いところが開いて!当の水野十郎左衛門(菊五郎さん)と、渡辺綱九郎(家橘さん)が登場。すると水野の姿を見た長兵衛の子分の極楽十三(権十郎さん)、雷重五郎(松緑さん)、神田弥吉(海老蔵さん)たちが駆けつけます。しかし長兵衛がその場をとりなして収めます。
舞台変わって後日、長兵衛宅に水野の使いがやってきて酒宴に招かれます。もちろんこれがただの酒宴ではなく長兵衛の命を奪う企みであることは明白。そして意を決した長兵衛は、女房のお時(藤十郎さん)や一子の長松(玉太郎くん)に別れを告げ、弟分の唐犬権兵衛(梅玉さん)や、出尻清兵衛(三津五郎さん)を始めとする子分(松江さん・亀寿さん・亀鶴さん・松也さん)たち極楽十三(権十郎さん)、雷重五郎(松緑さん)、神田弥吉(海老蔵さん)が止めるのも聞かず、水野屋敷へ。そして長兵衛を水野や近藤登之助(彦三郎さん)が出迎え、酒宴が始まり、お酒をこぼしたと風呂を勧められて、風呂場で襲われます。子分たちも豪華な配役で華やかな舞台。でもちょっと後味悪いお話なのでした。
幡随院長兵衛 團十郎
水野十郎左衛門 菊五郎
出尻清兵衛 三津五郎
極楽十三 権十郎
雷重五郎 松 緑
神田弥吉 海老蔵
小仏小平 松 江
閻魔大助 亀 寿
笠森団六 亀 鶴
地蔵三吉 松 也
長兵衛倅長松 玉太郎
坂田公平 市 蔵
柏の前 右之助
渡辺綱九郎 家 橘
伊予守頼義 萬次郎
近藤登之助 彦三郎
唐犬権兵衛 梅 玉
長兵衛女房お時 藤十郎
タグ:歌舞伎
夜の演目が良かったんですが、さすがに夜の部二回はね^^;
せめて昼だけでもと行ってきました。
三津五郎さんのおとぼけメイクは好きでやってるみたい(笑)で、
いつも楽しみです。
by ERUN (2008-05-22 07:24)
ERUN さん、昼も楽しかったですね☆
5月は歌舞伎座と新橋演舞場に昼夜通ってしまって
スケジュールぎっしりで大変でした。
by Ren (2008-06-01 10:01)