デンタルケアフォーラム2009「いい歯は毎日のケアから」～キシリトールで歯を守る～/草月会館

デンタルケアフォーラム2009
「いい歯は毎日のケアから」～キシリトールで歯を守る～
2009年11月1日（日）　受付 13:30～　開演 14:00～
草月会館ホール
http://www.jfscp.gr.jp/koen/index.html
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羽村先生の講演で「むし歯ゼロ」予防の先進国、フィンランドとの比較の時に使われたむし歯の本数のカウントで「治療した歯はもうすでにむし歯である」と言われて目からうろこ。。。。一度むし歯になってしまった歯を削って詰めて治療してもそれは「歯の機能を回復した」ということで「健康な状態の歯」とは違うのです。当たり前と言われればそれまでですが。
以前から歯医者さんたちが推進している「8020運動」というのがあるというのは知っていました。これは８０歳になったときに歯が２０本あるようにしよう＝健康な食事が取れるように＝ライフクオリティの維持、というものです。この場合の歯が２０本というのは治療した歯でかまわないわけです。
そういうのもあって「治療済みの歯はむし歯ではない（むし歯と数えない）」と思っていました。
ところが、一度失ってしまったものは取り戻せないとなれば、やはり予防が大切。
続いての仲井先生の講演は更に興味深く聴きました。まず重要なことのひとつに「むし歯は感染症である：菌が関与」。生まれたばかりの赤ちゃんにはむし歯の原因菌はいない。周囲の大人から感染している。そうだったの！？
妊婦さんの協力を得て、妊婦さん（母）と生まれてくる赤ちゃんのデータを取った研究はすごい。赤ちゃんが生まれる前のお母さんの口腔状況がその後こんなに子供に影響するなんて。。。想像もできなかった。
歯磨きの習慣、糖を摂取しすぎない、そこにキシリトールを補助的にプラスすることで効果があるというのならやってみるのは悪くないかも。

今日からできること、一日３回、５分間キシリトール入りのガムを食べる。



講演開始前、休憩時間にはロビーで「子どもの歯の健康相談コーナー」が開催され日本フィンランドむし歯予防研究会の歯医者さんが、質問に答えてくれるコーナーもありました。

＜プログラム＞
14:00～ 日本フィンランドむし歯予防研究会会長　鈴木　彰氏　挨拶
14:05～ 講演 1：　「キシリトールのむし歯予防効果」
～むし歯予防先進国フィンランドの取り組み～
日本歯科大学附属病院院長、日本フィンランドむし歯予防研究会理事長
羽村　章　氏
14:45～講演 2：　「妊娠期からはじめる子どものむし歯予防」
～新事実！母親の口腔ケアが子どもの歯を守る～
岡山大学病院講師　　仲井　雪絵　氏

15:15～15:35 休憩

第2部　　15:35～16:20 パネルディスカッション
【パネリスト】
日本歯科医師会会長 8020推進財団理事長　大久保　満男　氏
日本歯科大学附属病院院長、日本フィンランドむし歯予防研究会理事長　羽村　章　氏
岡山大学病院講師　仲井　雪絵　氏
元モーニング娘。タレント 野菜ソムリエ　石黒　彩　氏
【コーディネーター】 フリーアナウンサー　天野　ひかり　氏

むし歯ってみがけばとまるんだヨ―削って詰めるなんてもったいない!

• 作者: 岡田 弥生
• 出版社/メーカー: 梨の木舎
• 発売日: 2008/03
• メディア: 単行本

むし歯バイバイ (こども健康ずかん)

• 作者: 大津 一義
• 出版社/メーカー: 少年写真新聞社
• 発売日: 2009/02
• メディア: 大型本

タグ：歯 虫歯予防 キシリトール