チャーリーとチョコレート工場 [映画・DVD・TV]
チャーリーとチョコレート工場 http://wwws.warnerbros.co.jp/movies/chocolatefactory/
2005年 上映時間 115分
監督 ティム・バートン
製作総指揮 マイケル・シーゲル[製作] 、ブルース・バーマン 、グレアム・バーク 、
フェリシティ・ダール 、パトリック・マコーミック
原作 ロアルド・ダール 脚本 ジョン・オーガスト 音楽 ダニー・エルフマン
出演 ジョニー・デップ 、フレディ・ハイモア 、デヴィッド・ケリー 、
ヘレナ・ボナム=カーター 、ノア・テイラー
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40年以上もベストセラーの「チャーリーとチョコレート工場」。映像化するには難しいファンタジックで
素敵なストーリーを原作のイメージを損なわずにしかもティム・バートン監督らしい世界観満載で
制作。興行的にももちろん大ヒット作で、ウォンカにジョニー・デップ。共演に『ネバーランド』でも
ジョニデと共演している天才子役フレディー・ハイモア。原作には描かれていないエピソードを入れる
ことで工場長ウィリー・ウォンカの子供時代も明らかにされてストーリーに深みを増している。
工場の従業員である愛すべき小人のウンパ・ルンパのダンスといろいろなジャンル音楽で次々と
奏でられるコーラスは必見。毒気も忘れていない、見事にツボにハマって大うけでした。
サントラでは、最初に工場のゲートで人形たちが奏でた「Wanka’s Welcome Song」に続いて
ウンパ・ルンパの歌とダンスの・Augustus Gloop・Violet Beauregarde・Veruca Salt・Mike
Teaveeと続いて4人の子供たちのシニカルなテーマソングで盛り上がります。
DVDの発売に合わせてだと思いますが、ソニプラでウォンカの「めちゃうまチョコ」売ってました。
「金のチケットは入っていません」という但し書きまで付いてて、ちょいウケでした。
<ネタバレあります>
チャーリーの家の超貧乏さ加減や傾いた家、4人の祖父母は寝たきりでひとつのベット。
チョコレートは年に一度、お誕生日にひとつだけ。さらに父は失業と追い討ちをかける。
世界で5枚の金のチケットが次々に発見されていく過程とチャーリーがチケットを入手するあたりは
ありがちなファンタジーの導入な気もしなくはないが、灰色な雪景色と、チョコレートトラックの赤
そしてこれから見せるチョコレート工場のカラフルさとの対比がとてもうまいと思います。
チャーリーがジョーおじいちゃんと共に見学に入ったチョコレート工場の内部の不思議、不思議。
ティム・バートンの原色で彩られたポップな空間のイメージ、まさに夢のチョコレート工場。
原作の毒気は工場の入り口でもう出てきて、人形たちがかわいらしく歌う「Wanka’s Welcome
Song」と思っていると火が出て人形は黒こげ!こりゃひどい。招待された5人のなかで唯一貧しい
少年チャーリー&ジョーおじいちゃんは目を白黒させながら工場見学を素直に楽しみます。
ジョニー・デップのウォンカ氏は原作のイメージよりも若すぎるかと思ったけど異常にキレイな歯と
緑がかった顔色、不思議な風貌は幼少期のトラウマなど新たなエピソードが挿入されて見ている
うちにだんだんとその理由が明らかになり人物像に深みが出てきます。
子どもたちの性格も強烈、ブラック過ぎるんじゃないかと思う箇所もあるがインパクト大でした。
工場で働く小さな人々「ウンパ・ルンパ」や、クルミを割るリスたちなど、実写とCG、アニマトロニクス
を駆使したマジカルな場面がすばらしい。どこが実写?どこがアニマトリクス?さっぱりわからない。
工場見学は、さながらテーマパーク、徒歩で、船で、エレベーターで、カラフルで奇妙な風景は
どのシーンも秀逸。ウンパ・ルンパと踊って歌って、楽しめる一作。
Willy Wonka & Chocolate Factory (Ws)
- 出版社/メーカー: Warner Studios
- 発売日: 1997/10/01
- メディア: DVD
Ren さん
大和へのコメントありがとうございます。
おっしゃるとおり、事実ですよね。
一部、削除してほしい人の気持ちもわかるというご意見をいただきましたが
それぞれに意見はあってもいいと思いますが、片方が片方へ圧力をかけて、削除させてしまうことに違和感を覚えますね。
最後に、こちらはバレンタインデー時期らしい映画の記事ですね!
ちょっと興味がわきました!
by 「感動創造」 (2006-02-20 13:04)
「感動創造」 さん、コメントありがとうございます☆
いろいろな意見があってかまわないと思うので
お互いに尊重しあえれば一番いいのですけれど上手くいきませんね。
サイパンの旅行記、楽しみにしています。
この「チャリー・・」は子供向けかな、と思いましたが面白かったですよ!
by Ren (2006-02-20 21:40)
検索で貴記事を発見!拝読させて頂きました。
>幼少期のトラウマなど新たなエピソードが挿入されて見ているうちにだんだんとその理由が明らかになり人物像に深みが出てきます。
父親との和解のシーンは、とても情感があって良かったですね。
ということで、是非、私の記事、TBさせてくらさい。
(ブログの趣旨にそぐわないと判断された場合には、遠慮無く削除して下さいませ)
by カゴメ (2006-02-22 09:15)
カゴメさん、コメント&TBありがとうございます☆
「珍しい臼歯だ、チャーリーか?」というお父さんに
はにかみながら何十年ぶりに「ハーイ」というウォンカさん。
ぎこちない父子の抱擁がなんとも情感たっぷりで、じ~ん、でした。
★☆カゴメのシネマ洞☆★ の記事は大変ボリュームもあって
楽しく拝見させていただきました。またよろしくお願いします☆
by Ren (2006-02-22 23:06)
ウンパ・ルンパの歌と踊りが、サイコーに可笑しかったですね!
by YUMiKO (2006-02-25 15:23)
YUMiKOさん、nice!&コメントありがとうございます☆
ウンパルンパ、うちにも欲しい~(笑)
1人の役者さんが演じててたくさん並んでいるのがなんとも微妙ですよね。
by Ren (2006-02-26 20:46)
Renさん、こんにちは^^
チョコレートが行きかうこの季節にはピッタシの映画ですね~♪
こんなチョコレート工場があるのなら、是非招待して欲しいですね!
できるなら、TDLやTDSの隣りに作ってくれないですかね(笑) ?!
by cyaz (2006-03-15 23:58)
cyazさん、コメント&TBありがとうございます☆
こんなチョコレート工場、行ってみたいです~。
チョコの年間売り上げのかなりをバレンタインイベントが占めるのですよね。
百貨店などの宣伝も年々激しくなる感じがしています。日本初とか・・
ソニプラで見かけたウォンカのチョコは限定発売だったそうで
次に行ったらもうありませんでした、買うべきだったのかしら。
by Ren (2006-03-16 07:15)
初めまして、コメント失礼いたします。
この度blogにて『チャーリーとチョコレート工場』を取り上げましたので、トラックバックさせていただきました。
チョコレートの製作工程で無機質に始まるオープニング、人物は全く出てこないのにこれから始まるのだというワクワクで胸が高鳴ったのを覚えています。
他にも町の色褪せた雰囲気と工場内の極彩色、ティム・バートンのセンスに脱帽です!
by BP (2006-04-29 15:50)
BPさん、コメント&TBありがとうございます☆
ラストで工場の中にチャーリーの傾いた家が作られていて
おじいちゃんたちもみんな一緒に暮らしているのが素敵でした。
by Ren (2006-04-30 11:48)