オペラ座の怪人/劇団四季 [オペラ・バレエ・舞台]
オペラ座の怪人 劇団四季
作曲 アンドリュー・ロイド=ウェバー
原作 ガストン・ルルーの小説 「オペラ座の怪人」による
日本語台本 浅利慶太
出演者
オペラ座の怪人 村 俊英
クリスティーヌ・ダーエ 西 珠美
ラウル・シャニュイ子爵 佐野正幸
カルロッタ・ジュディチェルリ 岩本潤子
メグ・ジリー 西田ゆりあ
マダム・ジリー 戸田愛子
ムッシュー・アンドレ 寺田真実
ムッシュー・フィルマン 小泉正紀
ウバルド・ピアンジ 半場俊一郎
ジョセフ・ブケー 岡 智
劇団四季 HP↓
http://www.shiki.gr.jp/applause/operaza/index.html
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5/20(土) 汐留 電通四季劇場 [海]
映画の「オペラ座の怪人」に感動して、久しぶりにサントラを買い込み、譜面まで購入・・・・
どうしても生の舞台で見たいと思ったもののいきなり海外公演へ行く勇気はなくて
ロングランを続けている劇団四季の「オペラ座の怪人」を見ることにしました。
基本的にストーリーも歌も同じなので、特に新たな予習はしないで鑑賞。
<ネタバレあります>
まず劇場、電通四季劇場「海」、初めて☆専用劇場だけあって売店も充実。お土産も
いろいろありますね。セットも上演期間が長いのでしっかり作れる。頭の中には映画のイメージが
強く残っていたので、オープニングの暗いオークションのシーンから華やかな19世紀オペラ座へ
どう転換するのかが興味深かった。舞台の枠の豪華なレリーフなどをカーテンで隠しておいて
あの音楽でシャンデリアが上がる時に次々とカーテンが巻き上がり見事な場面転換を見せる。
クリスティーヌが「Think Of Me」を歌い終わると舞台奥の幕が空き、観客はバックステージから
舞台を見ている構図に変化するのもすごく新鮮に感じた。
他にも舞台装置は本当にすばらしい。よくここまで、と感心してしまう部分がたくさんあった。
オペラ座の地下へ降りていく道行き、舞台奥に渡り廊下のような装置があり、そこが上がったり
下がったりしながら行きつ戻りつ、地下へと続く階段のイメージ。床一面に下から蝋燭がせり
上がってきて、スモークの中幻想的な雰囲気。さらに船が静かに舞台を進んでくると小さい蝋燭
の数が減り、大きな女性の形の燭台がせりあがってくる。すごい。一番印象的な場面かも。
舞台を見てみて映画がいかに舞台に忠実に制作されているのかをあらためて実感しました。
映画ならなんのことない場の移り変わりも、制約の多い舞台上だとどうなるのだろうと思うと
次は?次は?とワクワクしました。仮面舞踏会から、墓場への一瞬の変化も好きな場面。
当たり前のことだが劇団四季では日本語で歌うのだ、ハンニバルでカルロッタが歌いだして
日本語の歌詞に一瞬びっくりしてしまった。ミュージカルなので歌詞がわからないと内容が
伝わりにくいし、ここは日本なので日本語でいいのです。ハンニバルの歌と踊りで、さすが
劇団四季だなぁ、っと納得。素敵だったのはラウルの佐野正幸 さん。若くて美形で金持ちの
子爵役にぴったりの優男風。まっすぐにクリスティーヌを愛してる、感じがよく出てて、若い二人の
恋を応援したくなりました。オペラ座の怪人の村 俊英 さん、いい声でした。ムチムチ感も程よく
マスクを外した姿とのギャップもお上手。愛されたいだけなのに・・という悲哀が滲みます。
オペラ座の怪人の舞台は、セットが本当にすごいですよね。
舞台でもここまでできるんだあ!!って関心してしまいます。
by AZUL (2006-05-26 12:18)
AZUL さん、こんにちは☆
先に映画を見ていたので、本当に舞台でこんなことできるのかな?と
不思議に思っていたのですが・・・できてる~!!びっくり、すごいですね。
by Ren (2006-05-27 08:58)
こんにちは~。良かったみたいですね~。
Renさんが日本語でもOKなら、私は絶対大丈夫(笑)。
12月まで楽しみにしときます。待ちきれないなぁ。
その前にDVD見なくっちゃ!
by (2006-05-27 09:11)
ERUN さん、舞台セットがすごいですよ!しかも転換が早い!
一瞬にして場面が変っていくの。裏方さん技術さんもすごい職人技です。
DVDは見ておいた方がいいですよ♪
歌も知ってた方がぜったい楽しめると思うのでサントラもね♪
by Ren (2006-05-28 08:40)
こんばんは。
やっと観てきました。舞台装置はお見事でした!
おかげさまで歌の予習はばっちりでしたし(笑)。
でもね、若い二人の恋に泣くファントムさんが気の毒で・・・。
結局DVDはこれから。早く観たいです。
by (2006-12-07 22:19)
ERUN さん、このオペラ座は舞台装置のすばらしさには脱帽ですよね!
若い恋には、ファントムは叶わないという切なさがなんとも、です。
ぜひ映画の方も観てくださいね☆映画ならではのシーン転換やカット割で
こちらもまたすばらしい仕上がりだと思います。
by Ren (2006-12-09 09:45)